ナツばあちゃん
    2006年 04月 01日
王国最年長(推定19歳)のナツが一週間前から日中Good Life館で過ごしています。
 三月の前半は元気にお散歩にも出ていたのですが、中頃に倒れて以来体調が戻らず一匹ではおトイレにも行けない状況となってしまいました。
王国が開園している時間帯は、ナツの飼い主である岡田夫婦が忙しくなかなかナツの世話に集中できないので、いつでもスタッフの目が届くGood Life館で預かっているのです。
 ナツは日に日に弱ってはきているのはたしかなのですが、預かり始めた頃は日中は沢山の犬達が居るにぎやかな空間で過ごして少しは刺激になったのか、Good Lifeの犬達が二時半のエサの時間に騒ぎだすとナツも目を覚まし、口にエサを運んであげるとしっかりと食べるしお水も飲みました。岡田さんは夜のナツはひたすら寝ているだけでGood Lifeでエサを食べたりしている事に最初は驚いていました。
 少しでも食べてまた復活してくれればと思いおいしそうな犬の缶詰があるとナツにと思い色々買ってはみるのです。
 食べる事が力になるという思いと、少しでも長く生きてね。の思いを込めてナツの口にほんの少しの量ずつおいしいご飯を運びます。
この事がナツにとって苦痛ならやめようと思うのですが、少しずつでも飲み込んでくれ、ぐっすりと眠る今日のナツを見ると明日も一日がんばろうね。と、思います。
 今のままのナツだと残された日にちはごくわずかかもしれません。
老犬を介護していていつも考える事は一匹一匹迎える最後は違いますが、どの子も幸せだったよと言う気持ちで最後を迎えられればと思います。それは送る方も送られる方も。
「ありがとう。」そう言って送ってあげられる動物達との生活の手助けを少しでもGood Life館で出来たらと思います。  
                  ウエツジ


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by roukengenki | 2006-04-01 00:12
   
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